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原田真二「タイムトラベル」の歌詞を読み解いて、勝手にバーチャルトリップ!

マイクロツーリズムで少しずつ近場への旅行ができるようになり、にぎやかになってきそうな予感。
自粛生活で、おうち時間にも慣れてすっかりインドアになってしまった人もいるのではないでしょうか。(私はもともとインドア派)

おうち時間を堪能する中、新しい遊びを見つけました。
「曲の歌詞に合わせて、その舞台をGoogleMapで巡る旅。」

旅のしおりとなる曲は、偉大なる作詞家、松本隆さんが作詞した名曲、原田真二「タイムトラベル」。
スピッツがカバーするなど、今でも愛される名曲のひとつです。


それでは早速、名曲トリップに出発!

● ドアを開けたら、そこは紀元前エジプト

スフィンクスが眠る砂漠に君は立ち 下弦の月に照らされてたよ
北極星の真下に尖るピラミッド 光の船を君は指す

「君」が、半月の明かりが注いでいる快晴の日の夜、ピラミッドの南側に立っている情景が想像されます。
エジプト・カイロのギザの三大ピラミッドは、紀元前2500年頃に建造されたと言われています。東西南北の向きにほぼ正確に建てられているということが驚きですね。
現在の北極星は、「ポラリス(こぐま座α星)」ですが、紀元前2000年代は「りゅう座α星」が北極星だったそうです。

● 一飛びで1920年代のアメリカ・ニューヨークシティへ

黒い自動車すれ違いざまマシンガン
ニューヨークではお祭り騒ぎ 古いラジオが奏で出すのはチャールストン
FBIもタップダンス

1920年代に一世を風靡した、リズムに合わせて両膝をつけたまま足を交互に跳ね上げる「チャールストン・ダンス」。その伴奏楽曲として書かれたジャズが古いラジオから流れています。
このときのアメリカは “狂騒の20年代” と言われ、社会や文化、芸術が目まぐるしい勢いで変化している激動の時代。

このころアメリカでは自動車が大衆向けに販売されるようになりました。
フォード・モデルTは生産性を高めるために元々あった3色から「黒のエナメル塗りのみ」に絞り込んだそうです。理由は塗装の渇きが早いから。潔いですね~。

政治的テロの爆破事件やギャング・マフィアの台頭で治安も最悪の中、自動車で銃撃戦。チャールストン・ダンスの進化版タップダンスをFBIが躍る、なんとも混沌とした情景が浮かび上がってきます。

● 地球にお別れして宇宙の旅へ

最後の部屋は星降りそそぐ時の果て 幾千万の船が旅立つ
住めなくなった青い地球は窓の外 やがて小さな点に消えたよ

Google Earthでは宇宙から地球を眺めることができるので、宇宙旅行が楽しめます。カーソルで地球を回すと背景の星も変わるのでリアリティ抜群。

温暖化などによって地球の危機が現実的になっている今、「住めなくなった青い地球」はとても考えさせられる歌詞ですね。

他にも、実際の場所が歌詞として出てくる曲はたくさんあります。
自分の好きな曲から、いつか旅に行く場所の候補を探してみるのはいかがでしょうか。

またいつか旅に出ることができる日を心待ちに、
#Trip at home!


担当:A.K


※出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
※「タイム・トラベル/ジョイ」(TIME TRAVEL/JOY)作詞:松本隆 作曲:原田真二


【Google Earthで、もっとリアルにバーチャルトリップ!】

このバーチャルトリップは、Google Earthを使って上空から追体験することができます。下記リンクのプロジェクトから「プレゼンテーションを開始」を選んで、ぜひお楽しみください!

https://ux.nu/hd58K

※上記コンテンツをご覧になるには、Google Earthアプリが必要です。

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