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エースの社歌は、朝ドラ“エール”のモデル「古関裕而」氏作曲だった話。

noteに携わるようになってから、改めて会社の成り立ちやカバンについて学ぶために浅草の「世界のカバン博物館」に通い始めました。

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8Fラウンジスペースにあるソファでひと休みしていたところ、お世話になった大先輩に遭遇。
「会社の歴史やカバンについて、勉強しに来ました」と伝えると、いいものを見せてあげると、通路の奥にある隠れた部屋へ。


“Staff Only”と書かれた扉の向こうには、博物館には置ききれない歴史的価値の高いカバンがたくさん!
その奥には創業者が残した膨大な資料がありました。

その資料ファイルの背表紙には「社歌」とかかれたものが。
入社式や創業記念日に流れ全社員で歌うことが恒例ですが・・・
正直なところ、年に1回しか聞くことがないので歌詞はうろ覚えです。

ちょっと罪悪感もありながら開いてみると、そこには今話題の人の名前が。

「1969年(昭和44年3月3日)エース株式会社社歌 古関裕而作曲」

朝ドラ「エール」の主人公!

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そして直筆の手紙もファイリングされていました。

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創業者の知人の紹介で、「東京行進曲」で有名な作詞家の西條八十に歌詞を書いてもらい、作曲を古関裕而に、歌手は「帰ってきたウルトラマン」「巨人軍の歌」などで有名な三鷹淳に依頼したそう。

これって当時かなりのビッグネームだったのでは・・・
見積書まで残されていて、ちょっと生々しい・・・

あとは、なんといっても膨大な量の写真。
自分が映っている写真から風景、展示会の写真まで様々でした。フラフープの流行を知らせる写真まで残されていて、かなりのスクラップオタクだったことがうかがえます。

思わぬ場所に、歴史を感じることができる貴重なものが大切に保存されていることが知れた日でした。

担当:A.K


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