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【開発秘話インタビュー】大ヒットリュック誕生の裏側を語りつくす!

2018年のデビュー以来、大ヒットを続けているビジネスリュック「ガジェタブル」シリーズ。このリュックは、日本のビジネスマンを応援する「ace.」ブランドから発売されました。
一番の特徴はなんといってもスリムなシルエット。電車移動などでも邪魔にならないように最大限に配慮されたそのコンセプトが、ビジネスマンから大きな支持を受けています。

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おかげさまで2019年にグッドデザイン賞を受賞、今年2020年にもシリーズ商品が連続受賞しました!

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そこで今回はヒット商品が生まれた裏側を、開発に携わった担当者にインタビューしてみました!

さっそく企画者であるエース株式会社/伊藤雅之さんに話を聞いてみましょう!

■インタビュー動画はこちらから


Q1)どんな人にどんなシーンで使っていただきたいと思って企画・開発されましたか?

伊藤さん)自分を含めて、都内に通勤するサラリーマンに使いやすいリュック、他人に迷惑をかけないリュックを提供したくて開発しました。
満員電車の中で荷物の持ち方が問題になっていたため、スリムで邪魔にならない、前持ちをした時に使いやすいことをテーマに企画・開発しました。


Q2)どこに一番苦労しましたか?
伊藤さん)営業さんや店頭の現場の声を聴きながら開発したのですが、どうしても既存のリュックの機能を入れたいとの声を多数頂きましたが、コンセプトがはっきりしていたので、頂いた意見は参考にさせてもらいましたが、切り捨てるところは切り捨てて進行しました。せっかく頂いた意見でしたがやむを得なかったと思います。

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Q3)デザインのこだわりポイントは?
伊藤さん)シンプル、すっきり、飽きのこないデザインをポイントにしました。
オシャレ過ぎず、コンサバになり過ぎず、スーツスタイルでもカジュアルな服装でも似合う感じにしました。
ナイロン系素材とコーティング素材の2つを準備しました。基本デザインは一緒です。合計5色とサイズ5型をご用意して、お客様の用途に応じて選択肢を広げました。

  
Q4)うれしかったことを教えてください。

伊藤さん)通勤、出張、旅行等で、使っている人を見ると本当に嬉しく思います。
電車の迷惑行為の1位が、一昨年まで荷物の持ち方だったのですが、昨年は3位に後退しました。電車内でのリュックの持ち方のマナーがだいぶ改善されてきています。
ガジェタブルのヒットも一役買っていると思うと嬉しいです。

ガジェタブルがヒットしたのは、デザイナーは勿論、営業、MD、広報、販促と社内のチームが一丸となって熱意を込めて進行出来たことが良かったと思います。

チームの熱意がお客様に伝わり、グッドデザイン賞を受賞することができました。それが何より嬉しかったです。
  
Q5)最後に、ガジェタブルを使っているお客様に伝えたいことは?
伊藤さん)使って頂いてありがとうございますという感謝の気持ちとともに改良、改善部分があれば教えて頂きたいです。更に良い商品、次の商品開発に繋げたいと思います。


ものづくりに関しては、エース株式会社創業者「新川柳作(しんかわりゅうさく)」の仕入担当者心得を常に心に刻みながら行動しています。

・作って喜び、売って喜び、買って喜び、使って喜び

・製品ではなく商品を作れ

・これならば大丈夫だと自信を持って販売出来る物を作れ

・品物一点一点が生活に直結している


※仕入担当者心得から抜粋



さて、今回はヒット商品誕生の裏側を少しだけ公開しました。
誕生の裏には、創業者の精神があってこそ生まれたヒット商品だということもわかり、私たちも一層気が引き締まる思いです。

合掌。


担当:R.K